
こんにちは!20年以上就職・転職サポートをしている工藤マサムネです。
今回は、「面接で回答に困った・言葉が詰まったときの対処法」を5つご紹介します。
面接では誰しも緊張してしまいますが、特にHSP・繊細さんは面接官の期待に応えようと必死になるあまり、頭が真っ白になってしまったり、緊張で言葉に詰まってしまう方も多いです。
言葉に詰まって何も言えなくなったら不採用になってしまうんじゃ…と不安になってしまう方も多いでしょう。
そこでここからは、心配性なHSP・繊細さんも安心して面接に挑めるように、面接で回答に困った・言葉が詰まったときに使える対処法を5つご紹介します!
面接で言葉に詰まった=失敗ではない、むしろ好印象!?

面接で言葉に詰まってしまった=失敗・不採用と考えてしまう方は少なくありません。
しかし、言葉に詰まってしまうことが必ずしも悪いことではありません。
例えば「自分の言葉で誰かを傷つけたくない」「配慮のない言葉を使いたくない」と考えている人は、人を傷つけないための言葉選びを慎重に行います。
また「この人にしっかり伝えるためには、どんな文章だとわかりやすいだろうか?」と考えている人は、使うワードを吟味し、文章の構造をよく整理してから口に出す傾向にあります。
つまり、何も考えていないから言葉に詰まっているのではなく、むしろものすごくたくさんのことを考えているからこそ言葉に詰まっているパターンもあります。

「自分は喋り方がぎこちないんだよな」「スラスラ話せるタイプじゃないんだよな」と自信がない方は、おそらく頭の中で高度な処理をしているでしょう。
そのため、スラスラ話せないからと言って落ち込む必要はありません。
ここからご紹介する「言葉に詰まったときの対処法」を上手に使って、ぜひそのスキルをアピールにつなげてください!
面接で回答に困った・言葉が詰まったときの対処法1つ目

考えることが多すぎて言葉に詰まった場合は「何も考えていないのではなく、たくさん考えているから言葉に詰まっている」ということをそのまま言ってしまった方がよいでしょう。
例えば答えに詰まって5~10秒ほど経ったら、以下のように「ここまでは考えられたけれど、この部分によって結論が出せない」という思考のプロセスを話してもよいでしょう。
「今、こちらとこちらの可能性について考えたのですが、そうすると〇〇への配慮が足りないと思ったので、ビジネスとして遂行するのが難しいと考えました…ちょっとこの部分の対策が浮かばないと、この場でお答えするのは難しいかもしれません…申し訳ありません。」
また、シャーロックホームズのようにアゴに手を当てて「うーん…」と考えたり、目を瞑って必死に「うーん…」と考えるなど、見た目からして「この人、めちゃくちゃ一生懸命考えてるな」と伝えるのも効果的です。
スンとした顔で黙っていたり、ボケーっとして硬直していると「この人、本当に何も考えていないんだな」と思われやすいです。
何も考えずに結論を出せなかったことよりも、必死に考えた上で結論が出なかったことの方が印象はよくなります。
完璧な回答ができなさそうだなと思ったら、頭の中で起こっている思考のプロセスをぽつぽつ話してみるだけでもOKです。
面接で回答に困った・言葉が詰まったときの対処法2つ目

2つ目の対策は「自分の緊張をそのまま伝えて時間をもらう」です。
例えば面接で「〇〇についてどう思いますか?」と聞かれたとき、それが想定外の質問で今まで考えたこともなかったような内容だったり、言葉の意味を知らなかった場合は、以下のように答えるとよいでしょう。
「申し訳ありません。想定外のご質問でして、頭が真っ白になってしまいました。少しお時間をいただけますか?」
ほとんどの会社は「ゆっくりでいいですよ」「全然大丈夫ですよ」と伝えてくれますし、「そりゃぁ、面接は緊張しますよね(笑)」と笑って場が少し和むこともあります。
とは言え、相手に待ってもらったとしても、相手はこちらをじーっと見ているわけですから、逆にそれで緊張が増してしまい、ますます考えられなくなってしまうかもしれません。
もし時間をもらったものの結局答えが思い浮かばなかった場合は、以下のように答えるとよいでしょう。
「申し訳ありません。あまりいい回答が思い浮かびませんでした。今すぐお答えはできないのですが、ぜひこの後自宅でじっくり考えたいと思います。〇〇について考えるきっかけをいただき、ありがとうございます。」
「申し訳ありません。少し考えてみましたが、自分の考えがうまく整理できませんでした。勉強不足でしたので、この後自分で調べて考えたいと思います。今すぐ回答できないことが心苦しいのですが、ぜひまたこちらについてお話しできる機会がありますと幸いです。」
面接で回答に困った・言葉が詰まったときの対処法3つ目

3つ目の対策は「わからないと言う」という選択肢を持っておくことです。
面接ではどうしても「すべての質問に完璧に答えなければ」と思いがちです。
そのため、「わからない」と言ってはいけないのではと思っている方も多いです。
しかし、わからないことは「わからない」と言ってもOKです!
大事なのは、「わからないことがあるかどうか」よりも「わからないことがあったときにどんな姿勢でそれに向き合うか」だからです。
そのため、わからないワードや質問が出てきたら「知りたい」「話を聞いてみたい」という意欲を見せることが大切です。
また「今ある知識で考えると...」という言葉をつけておくのも効果的です。
「お恥ずかしながらそちらについては存じ上げなかったので、今すぐ回答することは難しいのですが、もしよろしければそちらの内容について教えていただけないでしょうか?」
「勉強不足で良いお答えができるかわからないのですが、今の知識で考えると、〇〇は〇〇につながると考えておりますので、今後は〇〇の考え方が重要になってくるのではないかと思います。」
変に知ったかぶりする方が悪印象になる

何に対しても完璧に答えられるならそれに越したことはないのですが、知らないことやわからないことがあったとき、素直に「わからないので教えてください」と言える人は素直で好印象を持たれやすいです。
逆に知らないことやわからないことをごまかして知ったかぶりする方が、印象は悪くなります。
例えばよく知らない話題なのに無理に答えを出して知的アピールをしようとした結果、「ちょっと勘違いしていませんか?」「その単語は、本来そう言う意味で使われるものではありませんが…」と逆に印象を悪くしてしまうこともあります。
知らないことや興味がないことは誰しもありますが、とは言えそれだけをストレートに伝えてしまうと「その意欲じゃうちの会社ではやっていけないだろうな」「この業務にも興味がなさそうだな」と思われてしまいます。
そのため「知りたい」「興味がある」「自分なりにここまでは考えた」という気持ちを伝えるのが大切です。
面接で回答に困った・言葉が詰まったときの対処法4つ目

4つ目の対策は「メモを見る」という選択肢を持っておくことです。
例えば面接の最後に「何か聞いておきたいことはありますか?」と逆質問を求められることがあります。
このとき、事前に準備しておいた質問をド忘れしてしまうことがあります。
そんなときは無理に思い出そうとせず、メモを見てもいいかどうかを聞いてみましょう。
「面接中にメモなんて見るんじゃない!」と怒る会社の方が少数ですし、もしそんな高圧的な態度の会社があれば入社しなくてOKですので、ご安心ください。
(基本的にどの会社も快諾してくれます!)
「質問をいくつか用意してきたのですが…手帳にまとめておりますので、一度確認させていただいてもよろしいでしょうか?」
「ぜひお伺いしたいことがあったのですが…緊張で頭が真っ白になってしまったため、大変恐縮ですが、メモを確認させていただいてもよろしいでしょうか?」
面接で回答に困った・言葉が詰まったときの対処法5つ目

5つ目の対策は「回答のテンプレを作っておく」です。
面接で回答に詰まってしまう方の多くが、文章を作るときに何のテンプレもなく、1から文章を作ろうとしてしまいます。
しかし「回答のテンプレ」を作っておけば、文章をより早く作れるようになり、より早くスラスラ答えられるようになります。
例えば「必ず結論を最初に話す→その後に理由を述べる」というテンプレを作っておきます。
すると、頭の中でぐるぐるといろいろな考えが思い浮かんでも、一番はじめに「結論は何か?」から考え始めることができます。
結論はだいたい「はい」「いいえ」「わからない・当てはまらない」の3パターンしかありませんので、第一声をより早く出すことができます。
ほかにも、文章をある程度テンプレ化することができます。
テンプレ化の例
- 一番最初に結論、次にその根拠を述べる。結論ははい・いいえ・わからないの3つのどれかに絞る。
- 根拠を聞かれたときは、過去の自分の実務経験をもとにしたストーリーを盛り込む。困ったらとりあえず高校時代を思い出す。
- わからないときは、わからないと正直に言う+相手に説明を求める
- 回答に自信がないときは”まだ自分の中で整理できていないのですが”や”勉強不足であることは承知しておりますが”という言葉をつけておく
誰もが安心して面接に挑める最強の方法とは?

今回は、面接で回答に困った・言葉が詰まったときの対処法を5つご紹介しました。
いずれも実践すれば、より緊張をやわらげることができます。
とは言え、やはり面接は緊張してしまうものですし、どんなに準備をしても当日緊張しないと断言できる人は少ないでしょう。
そこでおすすめなのが、転職エージェントを使う方法です。
転職エージェントはこれまで何千人〜何万人の就職をサポートしてきたプロフェッショナルで、みなさんの履歴書や面接の添削もしてくれます。
また、みなさんの面接に同行してくれるエージェントもたくさんありますので、万が一言葉に詰まってもその場で助け舟を出してくれます。
エージェントが面接に同行することは非常によくあることですので、同行したからと言って採用に不利になることもありません。
他にも、転職エージェントを使うメリットは本当にたくさんあります。
エージェントを使うメリット
・利用が完全無料
(求人を探してもらうだけでも、最終的に採用されてもされなくても、一切お金はかかりません!)
・現職や学業と就職活動の両立がグンとラクになる
(今の仕事や学業が大変でも、エージェントを使えばやることがグンと少なくなり、両立しやすい)
・いつでも転職に関する相談ができる
(不安になってもアドバイスをしてくれる)
・希望を伝えるだけで求人を探してきてくれる
(自分で求人を探す必要がないので、仕事・学業と就職活動を両立しやすい)
・希望を伝えるだけで日程の調整をしてくれる
(応募先の企業と直接連絡する手間が省ける)
・年収や待遇の交渉をしてくれる
(言いにくいことは自分の代わりに全部聞いて交渉してくれる)
・面接や履歴書の添削&練習をしてくれる
(アドバイスをくれるので、安心して選考に進める)
・皆さんと一緒に面接に同行して代わりに質問をしたり、助け舟を出してくれる
(面接同行はよく行われているので、同行するからと言って採用に不利になることはありません)
転職エージェントはその担当者によって話しやすさや提案してくれる求人が異なるので、「はじめに3社登録してみて、一番対応がよかったエージェントを1社選ぶ」という使い方がおすすめです。
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