転職のコツ

中小企業の転職エージェントを使う3つのデメリット【正しい選び方】

こんにちは!20年以上就職・転職サポートをしている工藤マサムネです。

今回は、HSP・繊細さんが中小企業の転職・就職エージェントを使うデメリットをご紹介します。

このサイトでテーマにしているHSP・繊細さんは、未来に対して不安を抱えやすいため、物事を決めるときはとても慎重になりやすい傾向にあります。
(僕もHSPなのでお気持ちがよくわかります)

そのため、エージェント選びも慎重に行い、なるべく不安とストレスを減らして就職・転職活動をしたいという方がたくさんいらっしゃいます。

そんな繊細さんが就職・転職をするとき、中小のエージェントを使うときに注意していただきたいポイントがあります!

この記事では、「中小企業の転職・就職エージェントを使うデメリット」と「中小の転職エージェントの正しい選び方」を解説していきます。

大企業・中企業・小企業の定義は?(従業員は何人?)

一般的に、従業員が1000人以上なら「大企業」100~999人なら「中企業」99人以下なら「小企業」と区別されます。

この中でも、小企業のエージェントはより注意が必要になります。

中小の転職エージェントを使うデメリット3つ

中小企業の転職エージェントを使うデメリットは、こちらの3つです。

  • 経験値とデータが限定されている
  • 専門性が限定されている
  • 対応時間が限定される

それでは、1つずつ解説していきます。

中小の転職エージェントを使うデメリット1つ目

1つ目のデメリットは「経験値とデータが限定されていること」です。

例えば従業員が一人しかいない会社など、個人経営に近い転職エージェントは1人分の経験値やノウハウしかありません。

そのため、たった1人の独断と偏見でウソを吹き込まれる可能性があったり、「自分ルール」で仕事をしていて求職者の方が不利益を被ることがあります。

1人で働くのは気軽なので、エージェント本人はストレスフリーでしょう。

しかし、その「自分ルール」によって求職者の方が不利益を被ってしまっては意味がありません。

たくさん社員がいる会社であれば、それなりの年数を重ねている会社であることも多いので、以下のようなノウハウが会社全体で共有されており、安心できます。

  • 「こういうルールにした方が、求職者の方にスムーズに求人をご案内できる!」
  • 「過去にこのようなお悩みをお持ちの求職者の方がいらっしゃったから、このタイプの会社を希望している方には〇〇について確認を取るようにしよう!」
  • 「過去1万人分のデータをもとに分析したところ、転職成功率をUPさせる方法がわかった!」

特に最近ではAIが急速に発達しているため、企業も積極的にAIを取り入れ、社内データを元にデータ分析をして業務改善に取り組むケースが増えています。

このときも、過去に100人しか転職サポートをしていない会社と1万人のサポートをしている会社では、データの信頼性も結果も異なってくるでしょう。

僕が実際に見た「ちょっとイマイチな転職エージェント」の例

YouTubeやブログなどで情報発信している転職エージェントはたくさんいますが、個人経営の転職エージェント(もしくはそれに近いほど超少人数の会社)だと、たった1〜3人分の転職ノウハウしか集まりません。

実際にとある個人経営の転職エージェントの公式サイトを見てみると、こんな発言がありました。

弊社は従業員が僕1人の、個人経営の会社です。
(中略)過去に弊社ではじめてご紹介した会社さんがありましたが、求職者様の内定確定後に、内定先からブラック企業ではないか思われる怪しい発言がありました。
そのため、求職者様には大変申し訳なかったのですが、弊社の方から「この会社への入社は止めておいた方がいい」と内定辞退のアドバイスさせていただきました。
この一件から、その後はその会社には人材をご紹介しないようにしています。

このお話はパッと見ると「内定先がブラック企業の疑いがあったため、求職者の方を守った」という素晴らしいストーリーのように見えます。

しかし実際には、せっかく内定まで行ったのにそのエージェントがブラック企業を見抜けなかったせいで、求職者に内定辞退をさせてしまっています。

また、このような小規模の転職エージェントほど「大手エージェントは使うな!でもうちなら大丈夫!」などと強い口調でお話ししていたりするので、注意が必要です。

中小の転職エージェントは社内での分業の質が低くなる可能性が高い

中小の転職エージェントは、人数が少ないため大企業ほど分業が上手くできていない可能性があります。

例えば従業員が1人の場合、業界リサーチ・面接対策・キャリアアドバイスなどの作業をすべて1人で行わなくてはいけません。

そのため1つ1つの業務の質を極めることができず、結果的に質の高い就職サポートができないことがあります。

一方で、従業員が多い会社なら就職サポートに必要な作業をチーム制で分業にし、それぞれの工程の質をグッと高めることができます。

業界リサーチチームが10人、面接対策チームが20人、キャリアアドバイスのチームが20人…と各チームに十分な人材が在籍しているため、求職者の方とのやりとりもスムーズで、各作業の質も高めやすいです。

1人分のノウハウより1000人分のノウハウを

個人経営レベルの小さな会社のデメリットは、個人経営で従業員が1人しかいないため、1人分のノウハウしかないという点です。

1000人従業員がいれば1000人分の経験が集まっているので「この会社は止めた方がいい」「この会社は過去にこんなトラブルがあった」という情報を1000人分持っています。

そのため、中小企業のエージェントよりも大手エージェントの方が、このようなトラブルに巻き込まれる可能性は少ないでしょう。

1人のエージェントが積める経験は1人分しかなく、1000人分の経験に叶うはずがありません。
(1人で1000人分の働きをする超人のエージェントであれば別ですが、おそらくいないでしょう…)

特に年齢が若いエージェントが1人で対応していたら、エージェントとしての経験値はそこまで多くはないでしょう。

中小の転職エージェントを使うデメリット2つ目

2つ目のデメリットは「専門性が限定されていること」です。

例えば従業員が1人しかいない会社の場合は、その1人でIT業界・人材業界・製造業界・アパレル業界・医療福祉業界など、すべての業界の求人や知識をカバーすることが非常に難しいです。

1人の人間が持てる専門性はとても限られているので、従業員が少ない=ノウハウがある業界がとても限られています。

そのため、中小の転職エージェントはある程度業界やサポート対象者を絞って就職サポートをしていることが多いです。
(20代特化、第二新卒特化、女性のキャリアサポート特化など)

「自分に合う業界がわからないから相談したい」という方は、幅広い職種のノウハウがある大手のエージェントを使ったり、キャリアアドバイスに特化したエージェントを利用するとよいでしょう。

従業員が少ないと知識のアップデートの機会が減る

特に従業員が自分しかいない個人経営のエージェントは、先輩・後輩などの同僚がいないため、業界の最新事情について知識を持ち合わせていないことがあります。
(厚生労働省のセミナー・指導は定期的にありますが、特定の業界の最新事情などをガッツリ教わるわけではありません)

また、何か困ったり悩んだりしたときに相談できる同僚がいません。

例えば求職者の希望年収を叶えたいがなかなか難しそうなとき、ベテランの上司に相談すれば「この人だったら、こうすれば希望年収を叶えられる」という解決策を教えてもらえるかもしれません。

しかし個人経営のエージェントは誰にも相談できませんので、「この年収はあきらめてください」と求職者に言うしかないでしょう。

もしかしたら叶えられるはずだった希望も、従業員が少ないがために叶えられないかもしれません。

中小の転職エージェントを使うデメリット3つ目

3つ目のデメリットは「対応時間が限定されること」です。

例えば従業員が1人しかいない会社のエージェントだと、同じ日の同じ時間に2人以上の求職者の方の面接同行をすることは物理的に不可能です。

そのため、他の求職者の選考スケジュールとバッティングしたり、そのエージェントのプライベートのスケジュールと被ってしまったら、求職者であるみなさんが日程調整を余儀なくされます。

また、1人で何人ものサポートをしていると忙しすぎてメールの返信が遅れたりすることもあります。

従業員がたくさんいる会社であれば、他の従業員に対応をお願いしてもらうこともできるので、よりスムーズに、希望通りに就職・転職活動を進めやすくなります。

  • 「いま私が就職サポートをしている〇〇さん、この日に〇〇について相談を希望していらっしゃるんだけど、私はこの日不在だから代わりに対応をお願いしてもらってもいい?ご本人を不安にさせないように、なるべくお待たせしないようにしたいんだ。」
  • 「○月○日に△△さんの面接同行の予定が入ってるんだけど、□□さんの面接も同じ日になりそうなんだよね。どちらも面接日程の調整が難しいから、□□さんの面接同行の対応をお願いしてもいい?」

従業員がたくさんいれば、社内でこのような連携も行うことができます。

超少人数の小企業の会社ではこのようなことができませんので、エージェント側の都合で求職者の方が面接の日程を変えなければいけなくなったり、面接同行すると言ったのに「その日は対応できません」と断られてしまうこともあります。

スケジュール調整をスムーズにしたい方は、特に個人経営に近いエージェントはなるべく避けた方がよいでしょう。

中小の転職エージェントの正しい選び方〜3つのポイント〜

ここまでで、中小の転職エージェントを使うデメリットを3つご紹介しました。

しかし読んでいてお気づきになった方もいらっしゃると思いますが、すべての中小エージェントがダメというわけではありません。

自分の希望やシチュエーションに合わせて選べば、むしろ就職・転職活動をスムーズに進めることができます。

特に慎重に就職・転職活動を進めたいHSP・繊細さんは、以下3つのポイントを押さえておくと安心して中小企業のエージェントを選ぶことができます。

専門性の強いエージェントを選ぶ
「20代特化」「第二新卒さん向け」「女性向け」「IT未経験者」「適職を探すところから相談OK」など、特定の専門性を持ったエージェントを選ぶ。
自分の悩みや特性を明確にしてから相談しに行くとベター!

従業員が1人など、個人経営のエージェントは避ける
ノウハウや対応時間が限定されていたり、そのエージェントの独自ルールによって不利益を被る可能性がある
(他の従業員との連携や社内チェックなどが行われないので、不安要素が強い)

異なるタイプ&複数のエージェントを使う
1人・1企業のエージェントしか使わないのではなく、複数のエージェントを使い、一番相談しやすかったエージェントを選ぶ。
エージェントによって話しやすさや経験値が異なるので、比較検討することが大切!

HSP・繊細さんにおすすめの転職エージェント

それでは最後に、HSP・繊細さんにおすすめの転職エージェントをいくつかご紹介します。

いずれも専門性があり、企業の規模もバラバラですので、はじめはこれらのうち3社程度に無料登録をして比較検討すると安心です!
(4社以上に登録してもいいのですが、一気にたくさん連絡が来てしまい混乱してしまう方もいらっしゃいますので、はじめは3社程度がベストです)

これから新卒入社する学生さんには「ユメキャリ」がおすすめ!

現役の企業人事スタッフにより就活サポートをしてくれるのが大きなポイントです。学生の就活に特化しているため、学業との両立や学生ならではの悩みにも真摯に答えてくれます。

20代&未経験の業種にチャレンジするなら「ツナグバ」がおすすめ!

学歴・職歴に関係なく、未経験でも安心して転職するためのサポート体制が整っています。LINEでも気軽に相談できます!

ツナグバ

転職をするべきか迷っている方は、まずUZUZ(ウズウズ)で気軽に相談!

未経験から正社員を目指すなら「ピタテン」がおすすめ!

業界未経験でも正社員を目指す人のための転職エージェントです。はじめにご紹介する求人は最大5社なので「一気に求人を紹介されて頭がパンクする...」ということもありません。面接対策も1社ずつ行うので、どの会社に応募しても安心して選考に臨むことができます!

未経験からIT業界へ挑戦するなら「Tamesy」がおすすめ!

接客が少ない仕事を探すなら、バックオフィス業務に特化した「Backup Career」がおすすめ!

顧客と直接関わる「フロントオフィス」とは違い、バックオフィスなら事務・人事・経理・法務・ITサポートなど裏方で支える仕事ができるため、HSP・繊細さんにおすすめです。

コンサルの転職なら、コンサル特化の「MyVision」がおすすめ!

悩み相談が上手&細かいことに気づける繊細さんは、実は企業の悩み相談に応じて解決策を見出していくコンサルに向いています。MyVision利用者の7割は未経験から始めていますので、未経験の方もご安心ください。

コンサル転職エージェント MyVision

人材業界に転職するなら、この業界に特化した「HR CAREER AGENT」がおすすめ!

例えばキャリアアドバイザーなどの職種は、求職者の方のお悩み・相談に応じていく職業なので、人の気持ちがわかる&寄り添える繊細さんにとても向いている職業です。87%は業界未経験なので、安心して転職できます。

無資格・未経験で介護の仕事が見つけるには「かいご畑」がおすすめ!

0円で介護の資格を取得でき、無資格・未経験の方でも安心して働ける求人を紹介しています。週3日の仕事も多数ありますので、ライフワークバランスを重視したい方にもおすすめです!

工場・製造業の求人探しなら「工場求人ワールド」がおすすめ!

未経験OKの求人をはじめ、工場の製造ラインエンジニアのお仕事、エアコンのあるオフィス内での座り仕事、寮費無料の福利厚生充実求人など、さまざまなタイプの求人を扱っています。あまり人と話さない職業もたくさんありますので、コミュニケーションにストレスを抱えやすいHSP・繊細さんにもおすすめです。

ドライバーの仕事を探すなら「ドラEVER」がピカイチ!

ドライバーの仕事では人と話す機会がほとんどないため、コミュニケーションでストレスを抱えやすいHSP・繊細さんに向いています。免許がなくても安心な「資格取得制度を設けている求人」もありますので、免許がない方でもOK!もちろん未経験者歓迎の求人も豊富です。LINEで気軽にすぐ応募できるのも嬉しいポイント!

とりあえず自分と相性のいい転職エージェントと会ってみたい方は「転職エージェントナビ」で無料相談を!

女性の方には、女性特化キャリアコーチングでNo.1の「LadyCarry」がおすすめ!

「今すぐ転職!」というよりも、まず相談したい方には「ポジウィルキャリア」がおすすめ!

20-30代に特化した、キャリアのパーソナルトレーニングです。転職先を紹介するだけではなく「どう生きるか」の整理をすることをサービスの主目的としています。
実現したい将来から逆算して、後悔しない人生を生きるために必要な人生の指針を作ることができます。
世間や自分の中の”こうあるべき”に縛られず、それぞれの人が自分なりのベストなキャリアを歩めることを目的としているため、自分のペースで自分に合った生き方を実現していきたいHSP・繊細さんにおすすめです。

-転職のコツ