こんにちは！人材紹介業界で20年以上勤めている転職アドバイザーの工藤マサムネです。
今回は「採用率が上がる志望動機の書き方」をご紹介します。
特にこのサイトでテーマにしているHSP・繊細さんは、将来に不安を抱きやすく、周りの目が気になってしまい、自分に自信がなく、つい自己否定してしまう傾向にあります。
（僕もHSPなので、お気持ちがよくわかります）
特に就職や転職では「どんな志望動機を書けばいい印象を与えられるのだろう？」「どんな言い方なら失礼にならないだろうか？と悩んでしまう方が多いです。
そこでこの記事では、HSP・繊細さんも安心して就職や転職をするための「採用率が上がる志望動機の書き方」をご紹介します。
採用率が上がる志望動機の書き方【ポイント2つ】
採用率が上がる志望動機のポイントは、こちらの2つです。
- なりたい理想の自分を伝えること
- そのために必要なスキルと会社の業務内容とリンクさせること
実は、この2つをしっかり整理できていれば採用率がUPするだけでなく、実際に入社した後もミスマッチを防ぎやすくなります。
それでは、詳しく解説していきます。
採用率が上がる志望動機の書き方：ポイント1つ目
まずは、将来的にどんな自分になりたいのか、目標や理想像を考えてみましょう。
目標や理想像は1つに絞らず、「何年後に何ができるようになっている」と年単位で考えてみるのがおすすめです。
- 1年後には、〇〇の業務が1人でできるようになっている
- 3年後には、〇〇の資格が取れている
- 5年後には、〇〇の現場でリーダーシップを取れるようになっている
このように、「何年後に何ができるようになっている」という具体的な目標が決まっていると、志望動機を伝えるときに「この人はしっかり将来のビジョンが見えている人だな」「向上心がある人なんだな」と思ってもらいやすくなります。
採用率が上がる志望動機の書き方：ポイント2つ目
目標や理想の自分像を整理したら、次はそのために必要なスキルを考え、会社の業務内容や待遇・環境とリンクさせてみましょう。
例
理想像：5年後には海外の企業と英語で取引ができるようになっている
必要なスキル：ビジネス英語、TOEIC△△点以上
会社の業務内容：海外の提携企業と週3でミーティング、英語での資料作成
会社の待遇や環境：TOEICの試験対策勉強会（週1）、資格取得支援（受験料免除）
このように「自分のなりたい理想像に対して必要なスキル」と「入社することで達成できる理由」が明確になれば、あとはこれを志望動機に置き換えるだけでOKです。
例
私は以前より海外企業と協力し、グローバルな視点で〇〇業界の〇〇の推進に携わりたいと考えておりました。御社では入社5年目の方がすでに海外プロジェクトでご活躍していると伺い、まさに私がなりたい理想像と一致しております。TOEICの試験対策勉強会や資格取得支援も充実しているため、仲間とともにモチベーションを高めながら勉学にも業務に努めることができると考え、御社を志望しました。
採用側が知りたいのは「活躍できる人かどうか」と「辞めなさそうな人かどうか」
正直なところ、採用側が知りたいのは「活躍できる人かどうか」と「辞めなさそうな人かどうか」の2つです。
やる気がない人やモチベーションが低い人は向上心がないため、スキルアップせず会社に貢献してくれることはないでしょう。
また、強い志望動機がなければすぐ辞めてしまい、別の会社に目移りしてしまう可能性もあります。
そのため、志望動機では「長期的に仕事をしてくれそうな人であること」と「会社に貢献してくれそうな人であること」をアピールすることが大切です。
今回ご紹介したように、自分の目標・理想像が明確で、その会社に入社することがベストである理由をしっかり伝えることができれば、採用確率はグンと上がります。
履歴書の書き方と面接で不安な人はどうすればいい？
今回は志望動機の書き方のコツをご紹介しましたが、やはり履歴書の書き方や面接は不安な方が多いでしょう。
特に面接では、どんな質問をされるかどうかわかりません。
そこでおすすめなのが、転職エージェントを使って就職活動をする方法です。
（”転職エージェント”という名前ですが、もちろんはじめて就職をする新卒の方も使えます）
転職エージェントであれば、今回ご紹介した質問だけでなく「言われてみれば答え方に困るような質問」の対策もしながら面接練習をしてくれます。
他にも、転職エージェントを使うメリットは本当にたくさんあります。
エージェントを使うメリット
・利用が完全無料
（求人を探してもらうだけでも、最終的に採用されてもされなくても、一切お金はかかりません！）
・いつでも転職に関する相談ができる
（不安になってもアドバイスをしてくれる）
・希望を伝えるだけで求人を探してきてくれる
（自分で求人を探す必要がないので、仕事・学業と就職活動を両立しやすい）
・希望を伝えるだけで日程の調整をしてくれる
（応募先の企業と直接連絡する手間が省ける）
・年収や待遇の交渉をしてくれる
（言いにくいことは自分の代わりに全部聞いて交渉してくれる）
・面接や履歴書の添削＆練習をしてくれる
（アドバイスをくれるので、安心して選考に進める）
・皆さんと一緒に面接に同行して代わりに質問をしたり、助け舟を出してくれる
（面接同行はよく行われているので、同行するからと言って採用に不利になることはありません）
転職エージェントは「はじめに3社登録してみて、一番対応がよかったエージェントを1社選び、残り2社はお断りする」という使い方がおすすめです。
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