退職するときに絶対にやってはいけないこと5選【HSP・繊細さん】

こんにちは！人材紹介業界で20年以上勤めている転職アドバイザーの工藤マサムネです。

今回は「退職するときに絶対にやってはいけないこと」を5つご紹介します。

特にこのサイトでテーマにしているHSP・繊細さんは、仕事を辞めるときに何かミスをしてしまっていないか、やるべきことをやらずに終えてしまっていないかどうかなど、心配事がたくさんあると思います。
（僕もHSPなので、お気持ちがよくわかります）

そのため、ここでは退職するときに絶対にやってはいけないことを5つご紹介します。

これさえチェックしていれば、何も心配する必要はありません！

退職するときに絶対にやってはいけないこと1つ目

1つ目は「退職を申し出た後に転職活動をすること」です。

会社に退職の申し出をしてから転職活動をする方がいらっしゃるのですが、これはリスク大きいので僕はおすすめしていません。

例えば「来月いっぱいで辞めます」と先に言ってしまうと、「来月いっぱいで辞めるから、再来月から働けるように急いで転職先を見つけなきゃ」と焦ってしまいます。

実際に、焦って就職先を決めてしまった方は入社数ヶ月で「もう辞めたい」と悩んでしまう傾向にあります。

転職活動をする1〜2ヶ月間の間で必ずしも自分に合う求人が見つかるとは限らないので、先に退職の申し出をするのはとてもリスキーです。

そのため、まず先に転職活動をして転職先を決めてから退職の申し出をすることをおすすめします。

先に転職活動をすれば経歴にブランクも空かない＆収入も途切れない

退職を申し出る前に転職活動をすれば、経歴にブランクも空きませんし、収入も途切れません。

転職先が決まってから退職をするので、退職日と転職先の入社日に間が開かないように調整できるからです。

中途半端に間を空けてしまうと、今後転職をするときに「この半年間の空白期間は何をしていたのですか？」と面接で突っ込まれることもあります。

また、退職日と入社日を上手に調整すれば給料も確実に毎月入るので、収入が途切れず経済的な不安がないのも大きなメリットです。

この点からも、退職を申し出た後に転職活動をするのはおすすめしていません。

退職するときに絶対にやってはいけないこと2つ目

2つ目は「会社の備品・貸与品・データを持ち出すこと」です。

会社から借りている制服や文房具はもちろん、仕事で使っていたデータなどをそのまま持ち出すのはNGです。

特に機密情報については、もし退職後に何かのはずみで流出してしまうと、大問題になります。

「借りたものはきちんと返す＆データはきちんと消す」は徹底しましょう。

「使えそうだから保存しておこう」はバレている！？

会社で扱っている資料やデータは、保存するとそれが会社のシステムの履歴に残ることがあります。

特に機密情報は「いつ誰が取り扱ったか」を記録していることがあるため、退職前に一気にダウンロード・保存していると会社にバレることがあります。

バレる・バレないに関わらず、変な疑いをかけられないためにも、機密情報は絶対に持ち出さないようにしましょう。

退職するときに絶対にやってはいけないこと3つ目

3つ目は「闇雲に書類にサインをすること」です。

退職に伴い、上司や人事から「この誓約書にサインしておいてくださいね」とお願いされることがあります。

一見まともな書類に見えても、実は以下のような契約内容が書かれていることがあります。

自分にとって不利になるような内容であれば、サインを拒否することができます。

逆に、一度サインをしてしまうと法的な拘束力を持ってしまうことがあるので、闇雲にサインしてしまうのはNGです。

実際に、これらの書類をよく読まずにサインをしてしまい、退職後に内容に反した行動を取って損害賠償請求をされるケースもあります。

何か誓約書などにサインを求められたら、しっかり内容を確認するようにしましょう。

書類のサインを強要されたらどうする？

退職時に誓約書などにサインを求められたものの、自分はサインをしたくない内容だった場合は、まず「少し考えさせてください」などと言ってその場ではサインをしないことが大切です。

そして、なるべく早く労働問題に強い弁護士に相談しましょう。

「サインをするまで辞めさせてもらえない」などのトラブルにも対処してくれます。

とはいえ、「弁護士の知り合いとかいないし…」「弁護士に相談したことなんてない。お金もたくさんかかりそうだし自信がない」と心配な方も多いと思います。

また、自分のシチュエーションを考えて「こんなことで弁護士に相談するのも気が引けるなぁ」という方もいらっしゃるでしょう。

そこでおすすめなのが「ココナラ法律相談」と「です。

クラウドソーシングでおなじみのココナラですが、実は法律相談のサービスも展開しています。

無料登録すれば誰でも法律相談ができますし、必要であればココナラを通して弁護士と契約することもできます。

ココナラで法律相談ができることはあまり知られていないのですが、街中の法律事務所に相談するよりも手軽でおすすめですので、ぜひ無料登録してみてください🔻

※上記ボタンからココナラに無料登録した後、トップページの「サービスを探す→コンサルティング・士業→弁護士相談・法律相談」を選ぶと専用のページに移ります

弁護士による退職代行サービスを行っている弁護士事務所です。

この事務所の大きなポイントは、弁護士事務所なので退職時に不当な損害賠償請求をされたり、不当な契約書にサインを強要された時などにも対応してくれる点です。

例えば「辞めるなら損害賠償請求するぞ！」などと脅迫してくるブラック企業であっても、弁護士が法的に対応してくれるので安心して退職できます。

「弁護士事務所だから相談しにくそうだな…」「堅苦しそうだな…」と思うかもしれませんが、全くそんなことはなく、なんとLINEで気軽に相談ができます。

誰でも気軽に相談できますので、ぜひLINE登録から始めてみてください🔻

退職するときに絶対にやってはいけないこと4つ目

4つ目は「もらっておくべき書類をもらわないこと」です。

退職をすると、失業保険や健康保険、年金、住民税の支払い、確定拠出型年金などの手続きが必要になります。

これらの手続きを行うには、会社から以下の書類をもらっておく必要があります。

退職した後にもらうべき書類をしっかり受け取れるよう、「こちらの書類の発行をお願いします」「こちらの書類はいつ頃郵送していただけるでしょうか？」と会社に確認しておくことをおすすめします。

もし退職・転職に伴って住所が変わる場合は「これらの書類はこの住所宛に送ってください」と伝えておくことも必要です。

退職するときに絶対にやってはいけないこと5つ目

5つ目は「短期間で一気にすべてのことを自分一人でやろうとすること」です。

「転職をしたい」「もう仕事を辞めよう」と思っている方の多くが、退職することで頭がいっぱいになってしまったり、すでに極限のストレスを抱えています。

この状態で退職・転職活動をスタートすると、引き継ぎ業務や転職活動などやることが多すぎて頭がパンクしてしまったり、心身ともに疲弊してしまいます。

特に「もう無理、限界！」と思ってすぐに「来月で退職します」と言ってしまうと、退職するまで1ヶ月程度しかありませんので、とても大変なスケジュールになることが多いです。

そのため、頼れるところはできるだけ他の人に頼って退職・転職活動をすることをおすすめしています。

転職活動の負担は無料で誰でも簡単に減らせます

短期間で一気にすべてのことを自分一人でやろうとしないためにおすすめなのが、転職エージェントを使って就職活動をする方法です。

転職エージェントであれば、みなさんの代わりに求人を探してくれたり、履歴書や職務経歴書を作成・添削してくれたり、面接のアドバイスなどをしてくれます。

そのため、忙しい人でも今の仕事と転職活動を両立しやすくなります。

他にも、転職エージェントを使うメリットは本当にたくさんあります。

ちなみに自分に合った転職エージェントを選びたい方には「転職エージェントナビ」がおすすめです。

みなさんのパーソナリティや希望の業界に合ったエージェントを無料で紹介してくれるため、エージェント選びがグンとラクになります🔻

上記の転職エージェントナビを使えば、この記事でご紹介したエージェントとのトラブルも回避できますので、ぜひ利用してみてください。
（お金は一切かかりませんので、学生さんも安心してご利用いただけます！）

また「すぐに転職したいというわけではないけれど、キャリアや仕事選びについて相談してみたいな」という方には、「ウズウズ」「LadyCarry」「ポジウィルキャリア」がおすすめです。

いずれも無料で気軽に相談できますし、3社すべてに登録すれば3社分のノウハウを得られるので、じっくり慎重に考えたい方におすすめです。