こんにちは！人材紹介業界で20年以上勤めている転職アドバイザーの工藤マサムネです。
今回は、HSP・繊細さんに家族経営の会社をおすすめしない理由を3つご紹介します。
家族経営と聞くと「アットホーム」「柔軟に働き方を変えらえる」というメリットを思い浮かべるかもしれませんが、実はそうでもないことが多いです。
特にHSP・繊細さんにはあまりおすすめできないタイプの会社です。
ここからは、なぜ繊細さん（HSP）に家族経営の会社をおすすめしないのか、その理由について詳しく解説していきます。
繊細さん（HSP）に家族経営の会社をおすすめしない3つの理由
繊細さん（HSP）に家族経営の会社をおすすめしない理由は、こちらの3つです。
- 法律ではなく社長がルールになることが多いから
- 価値観やシステムがアップデートされていないことが多いから
もちろん、すべての家族経営の会社がこれに当てはまるとは限らないのですが、このような会社がたくさんあるため、注意が必要です。
家族経営の会社をおすすめしない理由1つ目
家族経営の会社の中には、法律ではなく、社長が決めたルールに従って経営をしている会社がたくさんあります。
実際に「俺がルールだ」と言い張って、法的にグレーまたはアウトな働き方をさせている会社がたくさんあります。
労働基準法に従っていなくても問題ないと考えている経営者・役員が多く「これって法律的にはアウトなんじゃ…」「もしバレたらどうするんだろう…」「本当にこれでいいのかな…」と心配し続けながら働かなくてはいけないため、精神的な負担が大きくなります。
そのため、HSP・繊細さんにはおすすめできません。
「社内規定」がない会社もある
個人経営の会社の中には、通常の会社ならしっかり定まっているはずの「社内規定」がないことがあります。
口約束やその場の雰囲気、社長の気まぐれでルールが変わってしまうことがあるため、「そんなの聞いてない！」「普通の会社なら、これはダメだろう」と思うことも平気で罷り通っていることもあります。
社内規定は従業員を守る役割もありますので、社内規定が定まっていない会社に就職するのはかなり危ないでしょう。
家族経営の会社をおすすめしない理由2つ目
家族経営の会社は、時代に沿って価値観がアップデートされていないことがあります。
例えば「男が育休なんて取るもんじゃない」「結婚していないなんておかしい」「何事も手書きが一番だ、パソコンなんてダメだ」など、現代の価値観にそぐわないような発言を平気でしていたりします。
いわゆる「昭和の働き方」が当たり前だと思っている経営者もたくさんいらっしゃいます。
また、アナログなやり方でずっと仕事を進めているため、デジタル化していない、最新システムを導入していないなど、仕事のプロセスがアップデートしていないこともあります。
特に若い方は「これ、紙や手書きでやらなくてもいいのに…」と思うこともたくさんあるでしょう。
しかし、家族経営の会社だと「うちは今までこれでやってきたから問題ない」「パソコンとかそういうのはよくわからないから」と言われて、アップデートできないことがあります。
「もっとこうやったらいいんじゃないか」というアイデアが浮かんでも、このような理由で却下されてしまうことがあるため、自分に自信がなく自己否定しがちなHSP・繊細さんはますます自信がなくなってしまうでしょう。
家族経営の会社かどうか調べる方法
家族経営の会社かどうか調べるには、以下2つの方法があります。
社名と役員の名前が同じかどうか
例えば「株式会社坂口製造」という社名で、社長・役員の苗字が「坂口」である
複数の役員の苗字が同じかどうか
「小川」という苗字の役員が3人以上いる、など
これらに当てはまる場合は家族経営である可能性が高いため、注意が必要です。
家族経営かどうか見極めるのに自信がない方におすすめの方法
とは言え、就職・転職に慣れていない方が家族経営かどうかを見極めるのは少し難しいかもしれません。
面接で「家族経営の会社ですか？」とストレートに聞きづらい方も多いでしょう。
そんな方におすすめなのが、転職エージェントを使う方法です。
転職エージェントはこれまで何千人〜何万人の就職をサポートしてきたプロフェッショナルなので、「家族経営かどうか」だけでなく「ブラック企業かどうか」もすぐ見極めることができます。
他にも、転職エージェントを使うメリットは本当にたくさんあります。
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