こんにちは！20年以上就職・転職サポートをしている工藤マサムネです。
今回は、クレーマーやカスハラが怖い人のための就職アドバイスを5つご紹介します。
特にこのサイトでテーマにしてるHSP・繊細さんは、クレーマーのお客さんがいつ来店するのか怖くなったり、転職したいけれどもカスハラをしてくるお客さんがいたら嫌だなぁと心配になることがあるでしょう。
特に、毎日不特定多数のお客さんと接する接客業の方に多いお悩みです。
そこでここからは、「もうクレーマー・カスハラ対応が怖くならないための就職先の探し方」を5つご紹介します。
クレーマー・カスハラが怖い人のための就職アドバイス5つ
クレーマー・カスハラが怖い人のための就職アドバイスは、こちらの5つです。
- 面接でクレーム対応について質問する
- 女性従業員の割合をチェックする
- 客層がおだやかな職場を選ぶ
- モノを相手にする仕事を選ぶ
- 常に周りに同僚がいる職場を選ぶ
それでは1つずつ解説していきます！
クレーマー・カスハラが怖い人のための就職アドバイス1つ目
1つ目のアドバイスは「面接でクレーム対応について質問する」です。
クレーマーがいつ来るかどうかは誰にも予測できないので、大切なのは「会社としてクレーマー対応をしっかりしているかどうか」になります。
面接で以下のように質問をして、クレーマーが来たときにどう対応してくれるのか・対応できるのかを確認してみましょう。
「前職で接客業をしていたのですが、お客様から〇〇をされたことがあり、トラウマになってしまっているところがあります。そのため、御社ではカスハラについてどのような対策をなさっているのかお伺いしたいです。」
「前職でカスハラによって精神を病んでしまい、退職してしまった同僚がおりました。私は実際にそのような経験をしたことはないのですが、やはりこのようなことが起こるかもしれないと考えるととても心配になってしまいます。そのため、御社で行なっているカスハラ対策についてお聞きしたいです。」
本当にいい会社であれば、カスハラをしてくるお客さんではなく、従業員を守ろうとしてくれます。
例えば以下のような対応をしている会社もあります。
・カスハラに遭ったとき、真っ先に上司や責任者が来て対応してくれる
・クレーマー専門部署の人が来て対応してくれる
・提携している警備会社に連絡してくれる
・出禁措置がある
・メンタルサポート制度がある（社内カウンセラーがいるなど）
・防犯カメラの設置（見た目でわかる抑止力）
・受付を必ず通る仕組み（不特定多数の人の侵入を防ぐ）
カスハラ・クレーマー対応が嫌になって退職してしまう方は実際にいらっしゃいますので、しっかりとした会社であるほど組織的にクレーマー対策を講じています。
そのため、カスハラ・クレーマー対策を会社で行なっているかどうか聞いてみましょう。
クレーマー・カスハラが怖い人のための就職アドバイス2つ目
2つ目のアドバイスは「女性従業員の割合をチェックする」です。
カスハラをしてくる人は基本的に相手を選んでおり、特に女性を狙っていることが多いです（本当にタチが悪いです…）。
そのため、従業員が女性ばかりの職場よりも、男性が一定数いる職場の方がカスハラに遭いにくくなります。
職業柄どうしても女性が多くなる職場もあると思いますが、男性がいるかどうかは大きなポイントになります。
クレーマー・カスハラが怖い人のための就職アドバイス3つ目
3つ目のアドバイスは「客層がおだやかな職場を選ぶ」です。
同じ接客業でも、高価格帯や会員制の職場は客層がおだやかで、トラブルに遭いにくい傾向にあります。
また「機嫌のいい人が来やすい職場」も1つのポイントです。
例えば病院などの医療機関は、心身ともに不調や不安を抱えた方が多いため、ご自身のことで頭がいっぱいいっぱいになっている方がたくさんいらっしゃいます。
「病院に行けば治る」と考える方もいらっしゃるため、期待値がかなり高く設定されていることも多いです。
そのため、医療機関のGoogle Mapレビューなどは辛辣な評価・コメントが書かれていることが多いです。
一方、お花屋さんやケーキ屋さんは「その日にいいことがあった人」「これからいいことがある人」など、ハッピーでごきげんな方が多くいらっしゃるため、ある程度客層がいいケースが多いです。
（ただしケーキ屋さんはクリスマスに非常に忙しくなるので、そこは大変かもしれません）
また、男性が苦手な女性の方は「女性のお客様限定のお店」を選ぶことも1つの選択肢です。
さまざまなお店・職場のタイプ
待ち時間が長いお店 ↔️ 予約制のお店
（待ち時間が多いとストレスが溜まり、不機嫌になりやすい）
低価格帯のお店 ↔️ 高価格帯のお店
（経済的に余裕がない人ほど「お金を払ってやったのに！」という気持ちが強め）
サービス内容があいまい ↔️ サービス内容が明確
（美容院など「思ってたのと違う！」が発生しやすいかどうか）
心身に不調や不安を抱えた人が来る ↔️ 心身に不調や不安がない人が来る
（病院などの医療機関では、どうしても心身ともに余裕がない方が多くいらっしゃいます）
サービスへの期待値が過剰に高い ↔️ サービスへの期待値が低いorそこそこ
（病院の治療など、確実性の低いところで完璧を期待されるなど）
男性客が多い ↔️ 女性客が多い
（それぞれ異なるカスハラが発生しています）
客層の大半が中高年以上 ↔️ 客層の大半が若年層
（それぞれ異なるカスハラが発生しています）
性別や年齢によるカスハラの傾向の違い
カスハラは、カスハラをする本人の属性によって攻撃のタイプが少し異なります。
そのため、どんなタイプの人がどんなカスハラをする可能性があるかを知っておくのも大切です。
男女によるカスハラの傾向の違い
男性は体の大きさや声の大きさ、社会的立場（自分は社長・強い男だ・父親だ）など男性性を使ったカスハラが多い
→物理・圧力タイプ
女性は「なんでわかってくれないの？」「ちょっとぐらいどうにかならない？」など、話せば理解してもらえる・とにかく話したいという気持ちから長時間に及ぶカスハラが多い（言いたいことを全部言い切るまで帰らない・電話を切らないなど）
→精神的・長時間タイプ
年齢層によるカスハラの傾向の違い
中高年以上は社会的立場の強さを使ったカスハラや、昔の価値観を使ったカスハラが多い
「年上を敬って当たり前」「お客様は神様」「怒鳴るのが当たり前」など
若年層は晒し文化や法律を使って脅すタイプのカスハラが多い
「SNSにアップしますよ？」「レビューに書きますよ？」「法的措置を取りますよ？」など
クレーマー・カスハラが怖い人のための就職アドバイス4つ目
4つ目のアドバイスは「モノを相手にする仕事を選ぶ」です。
クレーマーは人間ですので、クレーマーを避けたい方はヒトではなくモノを相手にする仕事を選ぶとよいでしょう。
・ものづくりの仕事（モノを作る）
・メンテナンスの仕事（モノを直す）
・ドライバーの仕事（モノを運ぶ）
・工場などのライン作業の仕事（モノを作る・チェックする）
これらの仕事は「対ヒト」ではなく「対モノ」なので、成果物がいいかどうかで判断されます。
直接人と話す機会が少ないため、クレーマーに遭遇する確率もグンと減ります。
下記にこれらの仕事が見つかりやすい求人サイトと講座をいくつか掲載しますので、気になる方はぜひチェックしてみてください（専門職・技術職もありますが、未経験OKの求人も紹介してもらえます）🔻
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クレーマー・カスハラが怖い人のための就職アドバイス5つ目
5つ目のアドバイスは「常に周りに同僚がいる職場を選ぶ」です。
クレーマーの多くは1対1になると強気になり、個人を狙ってカスハラを行うことが多いため、周りに人がたくさんいる環境だとそれだけでもある程度の抑止力になります。
またカスハラを受ける側にとっても、万が一カスハラを受けたときにすぐそばに助けてくれる同僚がいることは大きな安心感になります。
そのため、「個室でお客さんと1対1で接する」という職場よりも「従業員もお客さんも周りにたくさんいる」という環境の方がカスハラに遭いにくいことがあります。
また、電話は基本的に1対1のコミュニケーションになるので、コールセンターなどの電話業務ではクレーマーもクレームを言いやすい環境になります。
ただし、コールセンターの場合はすぐ近くに同僚がたくさんいますので、助けを求めやすいという点では安心できます。
「逃げ道や相談先がすぐそばにある」という職場だとより安心して働くことができますので、ぜひ参考にしてください。
現在カスハラやクレーマーで辛い思いをしている方へ
この記事を読んでいる方の中には、今現在まさにカスハラやクレーマーによって仕事が辛くなり、体調を崩してしまったり、辞めたいという気持ちが頭をよぎっている方もいらっしゃるかと思います。
結論から申しますと、もうその時点で仕事を辞める理由は十分そろっていると思いますので、スッパリ辞めてしまってOKです！
とはいえ、本当に辞めるかどうか気持ちの整理がつかない方や、退職手続きに不安がある方、会社の辞め方や転職の仕方がわからない方もいらっしゃると思います。
そのような方のために「退職前にするべきこと・やってはいけないこと」を下記の記事にまとめていますので、ぜひ参考にしてください！
ちなみに退職ではなく「休職」という手段もあります。
こちらについては下記で解説しています🔻
クレーマー・カスハラが怖い人におすすめの「就職先を探す方法」
今回はクレーマーやカスハラが怖い人へアドバイスをご紹介しましたが、すべて自分で実践・確認するのはかなり大変です。
面接でカスハラ対策について全部質問するのも気が引けてしまうかもしれません。
そんな方におすすめなのが、転職エージェントを使って就職活動をする方法です。
転職エージェントであれば、今回ご紹介した内容だけでなく「すごく聞きづらいけどすごく重要な質問」を皆さんの代わりに応募先に聞いてくれます。
例えば「カスハラ対策について応募先の会社に聞いてもらえませんか？」とお願いすれば、皆さんの代わりにエージェントが質問してきてくれます。
他にも、転職エージェントを使うメリットは本当にたくさんあります。
エージェントを使うメリット
・利用が完全無料
（求人を探してもらうだけでも、最終的に採用されてもされなくても、一切お金はかかりません！）
・現職や学業と就職活動の両立がグンとラクになる
（今の仕事や学業が大変でも、エージェントを使えばやることがグンと少なくなり、両立しやすい）
・いつでも転職に関する相談ができる
（不安になってもアドバイスをしてくれる）
・希望を伝えるだけで求人を探してきてくれる
（自分で求人を探す必要がないので、仕事・学業と就職活動を両立しやすい）
・希望を伝えるだけで日程の調整をしてくれる
（応募先の企業と直接連絡する手間が省ける）
・年収や待遇の交渉をしてくれる
（言いにくいことは自分の代わりに全部聞いて交渉してくれる）
・面接や履歴書の添削＆練習をしてくれる
（アドバイスをくれるので、安心して選考に進める）
・皆さんと一緒に面接に同行して代わりに質問をしたり、助け舟を出してくれる
（面接同行はよく行われているので、同行するからと言って採用に不利になることはありません）
転職エージェントはその担当者によって話しやすさや提案してくれる求人が異なるので、「はじめに3社登録してみて、一番対応がよかったエージェントを1社選ぶ」という使い方がおすすめです。
（もちろん4社以上登録してもよいのですが、一度にたくさんの会社から連絡が来ると混乱してしまう方もいらっしゃいますので、はじめは3社程度をおすすめしています）
おすすめの転職エージェントを下記に掲載しますので、まずは無料登録からはじめてみてください🔻
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転職エージェントの使い方・断り方が不安な方はこちらを参考にしてください🔻
