就職・転職で内定承諾するか迷った時の判断基準3つ【HSP】

こんにちは！20年以上就職・転職サポートをしている工藤マサムネです。

今回は、内定承諾するか迷った時の判断基準を3つご紹介します。

特にこのサイトでテーマにしているHSP・繊細さんは、就職先を決める時に「本当にこの会社でいいのかな？」「入社後に後悔したらどうしよう…」と悩んでしまう方が多いと思います。

特に複数の会社から内定をもらったときは、「こっちの会社もいいし、あっちの会社もいいし…」と迷ってしまうでしょう。

そこでこの記事では、どの会社の内定承諾をするか迷った時のための判断基準を3つご紹介します。

就職・転職で内定承諾するか迷っている人に共通していることとは？

就職・転職で内定承諾するか迷っている人に共通していることは、「情報不足であること」です。

迷っている人のうち、多くの人が面接であまり質問をしていなかったり、求人票や会社のサイトをよくチェックしていなかったり、そもそも自分の希望をきちんと整理していないことが多いです。

そのため、就職先を決めるときはできるだけ情報をたくさん集めて整理しておくことが重要になります。

採用選考中は内定獲得に必死になりがち

採用選考が進んでいる間は内定を勝ち取ることで頭がいっぱいになってしまいますので、「本当にここでいいのかな？」と迷う余裕すらないこともあります。

そのため、いざ内定をもらって初めて現実を直視し、「本当にここでいいのかな…」と迷ってしまうのです。

しかし、就職先を決めるポイントさえ押さえておけばこのような悩みは一発で払拭できます！

それではここからは、具体的に内定承諾の判断基準をご紹介していきます。

就職・転職で内定承諾するか迷った時の判断基準1つ目

1つ目の判断基準は「自分の希望条件に合っているかどうかを確認すること」です。

そもそも、自分の希望条件に合っていない会社に就職しても意味がありませんので、ここはしっかり確認する必要があります。

そのために、就職先を決める前に自分が就職・転職で何を求めているのかをリストアップしてみましょう。

転職する方は、今の職場に対して思っていることを全部リストアップしてみましょう。

数日経ってから「あ、そういえばこういう条件も必要だな」「何気にこういうところはよかったな」と思い出すこともあります。

数週間〜1ヶ月ぐらいかけてリストを充実させていくのがおすすめです。

将来的になりたい・実現したいことはとても重要

特に「将来的になりたい・実現したいこと」を書き出しておくことはとても重要です。

はじめに転職に成功したと思っていた人も、1~3年で辞めたくなってしまう人がたくさんいます。

これは、「1~3年後にどうなっていたいか」が明確になっていないまま転職をしてしまっているのが大きな原因の1つです。

年収や勤務時間だけで選んでしまうと、「○年後に〇〇ができているようになっていたい」という具体的な目標がないため、数年経つと「あれ、自分がやりたいことってこれだったっけ？」「このままでいいのかな？」と思ってしまいやすいためです。

入社前に「○年後にはこれぐらいの年収をもらっていたいな」「○年後には〇〇の業務ができるようになっていたいな」など、具体的な目標を立てていれば「当初の目標が達成できそうにないから、転職した方がいいな」と迷わず転職を決断できます。

今後自分がキャリア迷子にならないためにも、具体的な目標を明確にしておくことをおすすめします。

不満を「こうだったらいいな」に言い換えてみよう

転職する方は、先ほどリストアップした「悪いところ」を「こうなったらいいな」に書き換えていきましょう。

これで、職場に求めることはしっかり整理できるようになります！

あとは、内定をもらった会社がこれらの条件を満たせているかどうかを考えてみましょう。

就職・転職で内定承諾するか迷った時の判断基準2つ目

2つ目の判断基準は「継続的に仕事が続けられそうかどうか」です。

例えば高年収を希望していても、実は激務で1年も経たずに辞めてしまった…という方は少なくありません。

高年収であるのはそれなりの理由があることがほとんどです。

そのため、自分の希望が満たせているかどうかに加えて、実際にその職場で長く続けられそうかどうかを考えることが大切です。

いい職場には相談できる人がいる

もし辛いことがあったり悩みがあっても、その職場に相談しやすい上司や同僚がいれば、その問題を解決しやすくなります。

例えば思ったよりも業務量が多くてキツいときはスケジュールを調整してもらったり、人間関係に悩んだら異動願いを出せば解決できます。

また、自分と同じような年齢やバックグラウンドを持った人であれば、共感してもらえることが多く、日頃から相談もしやすいでしょう。

転職せずにずっと長く続けられる会社には、「相談しやすい人」がいます。

そのため、就職先を決める時は面接官（人事担当者）や自分の直属の上司となる人が話しやすかったかどうかを思い出してみましょう。

離職率も大きな判断基準の一つ

長く仕事を続ける人がいない会社は離職率が高く、会社として何かしらの問題を抱えていることが多いです。

そのため、離職率を確認するのはとても重要なポイントです。

離職率を確認する方法についてはこちらの記事で解説しています🔻

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就職・転職で内定承諾するか迷った時の判断基準3つ目

3つ目の判断基準は「自分のスキルが発揮できるかどうか」です。

会社で長く働いていくためには、やはり自分が会社にしっかり貢献できているかどうかが重要になります。

「この会社に貢献できている」と感じることができれば、それがやりがいになりますし、周りの人も「あなたにはずっといてほしい」と思ってくれるからです。

つまり「自分のスキルや役割が会社に求められていること」と「自分のスキルや役割が実際に発揮できること」がとても大切です。

例えば英語のスキルがあり、英語を使って仕事をしたいと考えている人が、英語を全く使わない職場に行っても活躍できないでしょう。

どんなに素晴らしいスキルがあっても、それが求められる＆発揮できる職場でなければ意味がありません。

そのため、「自分のこういう能力があり、この能力が活かせる仕事に就きたい」と考えたとき、実際にその職場で求められているか・発揮できそうかどうかを考えてみましょう。

楽な仕事であっても、やりがいがない職場だと数年で辞めたくなってしまいます。

実際に過去に僕のところに相談に来てくださった方々の中には、このような理由で転職を希望している方もたくさんいらっしゃいました。

「自分のスキルが希望に沿った形で発揮できるかどうか」「自分の能力や役割が会社にしっかり求められているか」「求められている成果をきちんと出せそうかどうか」を考えて就職先を選びましょう。

就職・転職で内定承諾するか迷った時の対処法

今回は就職・転職で内定承諾するか迷った時の対処法を3つご紹介しました。

しかし、本当に内定承諾していいのかどうしても決められないときや、自分の判断に自信がなくなってしまう方も多いです。

そんな方におすすめなのが、キャリア相談サービスに相談することと、転職エージェントを使う方法です。

キャリア相談サービスを利用するメリット

キャリア相談サービスでは、みなさんの就職相談にいつでも応じてくれます。

24時間以内に返信をしてくれるような迅速なサポートが魅力的なサービスもあります。

おすすめのキャリア相談サービスはこちら🔻

就職・転職エージェントを利用するメリット

これから就職・転職活動をする方は、はじめから就職・転職エージェントを使うことをおすすめします。

エージェントはこれまで何千人〜何万人の就職をサポートしてきたプロフェッショナルで、いつでもみなさんのお悩み相談に応じてくれます。

内定承諾するべきか悩んだ時も、みなさんの希望やキャリアプランに応じて的確なアドバイスをしてくれます。

他にも、転職エージェントを使うメリットは本当にたくさんあります。

転職エージェントはその担当者によって話しやすさや提案してくれる求人が異なるので、「はじめに3社登録してみて、一番対応がよかったエージェントを1社選ぶ」という使い方がおすすめです。
（もちろん4社以上登録してもよいのですが、一度にたくさんの会社から連絡が来ると混乱してしまう方もいらっしゃいますので、はじめは3社程度をおすすめしています）

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転職エージェントの使い方・断り方が不安な方はこちらを参考にしてください🔻

【HSP】繊細さんが転職を成功させるためのエージェントの使い方

こんにちは！人材紹介業界で20年以上勤めている転職アドバイザーの工藤マサムネです。今回は、繊細さんが転職を成功させるためのエージェントの使い方をご紹介します。転職エージェントは使い方を間違ってしまうと逆にご自身の大きなストレスになってしまうことがあります。この記事では「正しい転職エージェントの使い方」をご紹介します。